永遠の名作「銀河鉄道999」について(勝手に)語るブログです。主に劇場版について(好き勝手に)触れています。
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※今回も声優ネタが出ます。申し訳ありませんが、堪えてください。
ディアゴスティーニの分冊百科「銀河鉄道999」。先日、2冊目に付いているDVDをやっとみました。大盗賊アンタレスと、迷いの星・冥王星、彗星図書館といった話でした。
アンタレスは、劇場版と性格も外見も違いますね。同じなのは、盗賊家業をしていること、多くの子供の面倒を見ていることです。声もテレビ版は今西正男さん、劇場版は久松保男さんです。どちらも渋くて奥深い演技を聞かせてくれます。それにしてもテレビ版では、アンタレスがメーテルにプロポーズ(?)して驚きです。あっさりかわすメーテルもまた良いですね。
冥王星といえば、メーテルが氷の墓で泣くシーンですね。どうやら昔の自分の体を見ているらしい、と思わせるわけですが、私はいつも別の心配をしています。ご存知のとおりメーテルは長髪ですが、氷の地面に髪の毛が付いています。間違って氷に張り付かないのかと、気が気ではないのですよ。髪の毛は劇場版の方が長いようで、心配も天井まで届こうかというものです。髪が張り付いてアタフタするメーテルを想像して……すいません、反省します。
さて、冥王星の重大イベント(?)として、到着前に車中が寒くなりメーテルが鉄郎を懐で暖める、という場面。なぜテレビ版ではカットされたのでしょうね。メーテルの優しさや、鉄郎くんの恥ずかしがるところがいいのに。
次に氷の墓の番人、シャドウです。テレビ版の声は信沢三恵子さん(未来少年コナンでラナを演じた方)、劇場版では藤田淑子さんです。個人的には、藤田・シャドウが好きですね。単に聞きなれているというのもありますが、藤田さんの声が好きだからかな? 藤田さんのキテレツも良かったし。関係ありませんが、歌手の大和田りつ子さんと藤田さんの声が似ていると感じるのは私だけ?
それにしても、テレビ版のシャドウはかなり陰湿ですね。鉄郎をおびき出すために、加奈江(鉄郎の母)に化けています。人の弱みというか、痛いところを利用するなんざ、鉄郎が怒るのも無理ないですね。それに対し、
「女というものは、自分の美しかったときを拠り所にして生きていくもの」
とかなんとかメーテルは言っています。すいません、外で書いているため正確性に欠けます。
彗星図書館では、鉄郎にケガを負わせる男に古川登志夫さん、悪徳医者にはせさん治さんという組み合わせです。はせさん治さんはすぐにわかったのですが、古川さんはクレジットを見るまで自信がありませんでした。森功至さんか古川さんか、かなり迷いました。古川さんとしては低い声を使ったようです。
はせさん治さんというと、「サイボーグ009」(昭和のカラー版)の006(張々湖)が思い浮かびます。そうか、007(グレート・ブリテン)は肝付兼太さん(車掌さん)ですから、思わぬ(?)競演なんですね。
また、断言はできませんが、深夜放送のCMではせさんが顔出しで出演されていた記憶があります。詳細は覚えていませんが、宴会場か飲食店のローカルCMでした。宴会の主賓の目線で撮られており、はせさんが会場まで案内をするというものです。ずっとはせさんがカメラ目線で話しかけてきます。「みなさん待ちかねですよ~」「今夜は盛り上がりますよ~」と言っていたような。あの明るい声が聞けないと思うと、残念です。
さて、古川さん。代表作は「うる星やつら」のあたる、「Drスランプ・アラレちゃん」の空豆タロウ、「機動戦士ガンダム」のカイ・シデン、「ドラゴンボール」シリーズのピッコロでしょうか。個人的にはピッコロがベストボイスです。
それと、20年くらい前に水道橋駅近くの研数学館(予備校)に通っていた頃……水道橋について念のためご説明します。早い話、東京ドームの最寄駅です。
ともかく、水道橋駅を出て白山通り(あ~ローカルだなぁ)を南に行くと、トンカツ屋さんがありました。階段を上がって2階に店舗があったような気がします。昼頃になると呼び込みの放送が流れるのですが、何度聞いても古川さんの声でした。
「モリモリはっぴーとんかつ村!」
というわけで、私にとっては古川登志夫さん=とんかつです。
私のように「声」を中心にアニメや洋画(吹替え)を見ている方はいらっしゃいますか? やはり私だけですか?
ディアゴスティーニの分冊百科「銀河鉄道999」。先日、2冊目に付いているDVDをやっとみました。大盗賊アンタレスと、迷いの星・冥王星、彗星図書館といった話でした。
アンタレスは、劇場版と性格も外見も違いますね。同じなのは、盗賊家業をしていること、多くの子供の面倒を見ていることです。声もテレビ版は今西正男さん、劇場版は久松保男さんです。どちらも渋くて奥深い演技を聞かせてくれます。それにしてもテレビ版では、アンタレスがメーテルにプロポーズ(?)して驚きです。あっさりかわすメーテルもまた良いですね。
冥王星といえば、メーテルが氷の墓で泣くシーンですね。どうやら昔の自分の体を見ているらしい、と思わせるわけですが、私はいつも別の心配をしています。ご存知のとおりメーテルは長髪ですが、氷の地面に髪の毛が付いています。間違って氷に張り付かないのかと、気が気ではないのですよ。髪の毛は劇場版の方が長いようで、心配も天井まで届こうかというものです。髪が張り付いてアタフタするメーテルを想像して……すいません、反省します。
さて、冥王星の重大イベント(?)として、到着前に車中が寒くなりメーテルが鉄郎を懐で暖める、という場面。なぜテレビ版ではカットされたのでしょうね。メーテルの優しさや、鉄郎くんの恥ずかしがるところがいいのに。
次に氷の墓の番人、シャドウです。テレビ版の声は信沢三恵子さん(未来少年コナンでラナを演じた方)、劇場版では藤田淑子さんです。個人的には、藤田・シャドウが好きですね。単に聞きなれているというのもありますが、藤田さんの声が好きだからかな? 藤田さんのキテレツも良かったし。関係ありませんが、歌手の大和田りつ子さんと藤田さんの声が似ていると感じるのは私だけ?
それにしても、テレビ版のシャドウはかなり陰湿ですね。鉄郎をおびき出すために、加奈江(鉄郎の母)に化けています。人の弱みというか、痛いところを利用するなんざ、鉄郎が怒るのも無理ないですね。それに対し、
「女というものは、自分の美しかったときを拠り所にして生きていくもの」
とかなんとかメーテルは言っています。すいません、外で書いているため正確性に欠けます。
彗星図書館では、鉄郎にケガを負わせる男に古川登志夫さん、悪徳医者にはせさん治さんという組み合わせです。はせさん治さんはすぐにわかったのですが、古川さんはクレジットを見るまで自信がありませんでした。森功至さんか古川さんか、かなり迷いました。古川さんとしては低い声を使ったようです。
はせさん治さんというと、「サイボーグ009」(昭和のカラー版)の006(張々湖)が思い浮かびます。そうか、007(グレート・ブリテン)は肝付兼太さん(車掌さん)ですから、思わぬ(?)競演なんですね。
また、断言はできませんが、深夜放送のCMではせさんが顔出しで出演されていた記憶があります。詳細は覚えていませんが、宴会場か飲食店のローカルCMでした。宴会の主賓の目線で撮られており、はせさんが会場まで案内をするというものです。ずっとはせさんがカメラ目線で話しかけてきます。「みなさん待ちかねですよ~」「今夜は盛り上がりますよ~」と言っていたような。あの明るい声が聞けないと思うと、残念です。
さて、古川さん。代表作は「うる星やつら」のあたる、「Drスランプ・アラレちゃん」の空豆タロウ、「機動戦士ガンダム」のカイ・シデン、「ドラゴンボール」シリーズのピッコロでしょうか。個人的にはピッコロがベストボイスです。
それと、20年くらい前に水道橋駅近くの研数学館(予備校)に通っていた頃……水道橋について念のためご説明します。早い話、東京ドームの最寄駅です。
ともかく、水道橋駅を出て白山通り(あ~ローカルだなぁ)を南に行くと、トンカツ屋さんがありました。階段を上がって2階に店舗があったような気がします。昼頃になると呼び込みの放送が流れるのですが、何度聞いても古川さんの声でした。
「モリモリはっぴーとんかつ村!」
というわけで、私にとっては古川登志夫さん=とんかつです。
私のように「声」を中心にアニメや洋画(吹替え)を見ている方はいらっしゃいますか? やはり私だけですか?
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※(鳥坂先輩=神谷明さんの声で)トライXで万全! 逆光は勝利! 今回も声優ネタが続出するぞ、心して読むやうに!
ディアゴスティーニの分冊999ですが、ようやく創刊号のDVDを観ました。33年ぶりのテレビ版です。ディスクをセットする手が震えたような。一人静かに再生されるのを待ちます。オープニングは何度か観たので、普通にしていられました。いよいよ物語が始まる。さあ、メガロポリスが登場。次に雪の中、星野親子が……。
白状しますと、まったく覚えていませんでした。星野加奈江(鉄郎の母)が撃たれる場面も、映画版と原作の記憶しかありません。10歳の鉄郎にしても、「こんな顔だっけ?」と初対面のような感覚です。退屈しのぎに999の機関車を見に行くことになり、子供のように(子供ですが)はしゃぐ鉄郎には強い違和感がありました。
しかし、何よりも驚いたのはメーテルです。劇場版では、かなり、大幅に変わっているのですね。特に目です。テレビ版のメーテルは「隣のお姉さん」で、劇場版は「学校一番の美人で、決して近寄れない憧れ」というところでしょうか。さらに、謎めいて神秘的な雰囲気が劇場版では追加されています。
30年位前の座談(石丸博也さん、滝沢久美子さん、麻上洋子さん、塩屋翼さん)で、麻上さんが999のアフレコについて触れていました。
「999は99%の絵がありました。アフレコに間に合わせようと、スタッフの方々が大変な努力をされたようです」
それに対し、塩屋さんは
「ガッチャマンは99%の絵が……無かった(笑)」
ここで、この会話の背景を(ご存知かもしれませんが)ご説明します。
いわゆる声優がキャラクターのセリフを喋り、それを録音するわけです。基本は実際のアニメーションの動きに合わせて演技するのですが、そうです、これは原則です。今はわかりませんが、かつてのアニメーションは作画が間に合わず、声優は映像無しで、合図等だけでアフレコに臨むこともありました。それでもきちんと合わせるのですから、まさに神業です。
これらは製作側の怠惰ではありません。作画作業がはてしなく重労働だからです。かなり乱暴な言い方ですが、アニメはパラパラ・マンガの要領です。そのためには、大量のセル画が必要です。私は詳細を知りませんが、基本的にセルに色を塗る作業は手でやっていたようです。テレビアニメ1本で、平均4000枚のセルを使うのでしたっけ? 手元にはありませんが、藤井青銅さんの「愛と青春のサンバイマン」という小説の中で、放送予定のセル画が盗まれ、残った1000枚で無理矢理放映する話があります。
また、かつての知人はアニメーターでしたが、連日につぐ徹夜で倒れ、数日間も意識が戻らなかったそうです。先の塩屋さんの言葉もあります。
「タツノコプロ(ガッチャマンやタイムボカンシリーズで有名)のスタッフと野球の試合をしたんですよ。会社の隣にプレハブができてて、これ何ですかってきいたら、徹夜が続くから仮眠用に作ったって」
またまた話が逸れますが、「パタリロ!」(後の「ぼくパタリロ!」)の主人公をアテた白石冬美さんは、原作者・魔夜峰央さんとの対談で面白いことを言っています。アドリブはしないんですか、という魔夜さんの問いに
「(パタリロ!製作の)スタッフは、かつて銀河鉄道999を作った方々なんです。アドリブなんて、できません」
999が火星に降り立つ話で、ゼロニモとフィーメという男女が出てきます。フィーメは杉山桂寿子さんだとすぐわかったのですが、はてゼロニモは? エンディングのスタッフロールで井上和彦さんと判明。ははぁ、サイボーグ009(昭和のカラー版)の003=フランソワと009=島村ジョーではないか。酒場のオヤジは槐柳二さん(劇場版でヘヴィーメルダーの酒場のオヤジ)。渋いですねぇ。
最後に声優ネタをもう一つ。
テレビ版第1話「旅立ちのバラード」で、メーテルと鉄郎が高級ホテルのようなところにいる場面。劇場版にも出てきますね。メーテルがシャワーを浴びる。「話し声が聞こえる」という名目で鉄郎ちゃんは浴室を覗くという、うらやましい、じゃなかった、とんでもないことの後に、警察がやってきます。その警察官、よく聞くと肝付兼太さん=車掌さんです。
脇役キャラの声優が、他のキャラをアテるのはよくあることです。ただ、当時、一部のファンはこう思ったそうです。
「肝付さんがザコキャラをやるわけがない。きっと第2話以降にレギュラーで登場するな」
お後がよろしいようで。
ディアゴスティーニの分冊999ですが、ようやく創刊号のDVDを観ました。33年ぶりのテレビ版です。ディスクをセットする手が震えたような。一人静かに再生されるのを待ちます。オープニングは何度か観たので、普通にしていられました。いよいよ物語が始まる。さあ、メガロポリスが登場。次に雪の中、星野親子が……。
白状しますと、まったく覚えていませんでした。星野加奈江(鉄郎の母)が撃たれる場面も、映画版と原作の記憶しかありません。10歳の鉄郎にしても、「こんな顔だっけ?」と初対面のような感覚です。退屈しのぎに999の機関車を見に行くことになり、子供のように(子供ですが)はしゃぐ鉄郎には強い違和感がありました。
しかし、何よりも驚いたのはメーテルです。劇場版では、かなり、大幅に変わっているのですね。特に目です。テレビ版のメーテルは「隣のお姉さん」で、劇場版は「学校一番の美人で、決して近寄れない憧れ」というところでしょうか。さらに、謎めいて神秘的な雰囲気が劇場版では追加されています。
30年位前の座談(石丸博也さん、滝沢久美子さん、麻上洋子さん、塩屋翼さん)で、麻上さんが999のアフレコについて触れていました。
「999は99%の絵がありました。アフレコに間に合わせようと、スタッフの方々が大変な努力をされたようです」
それに対し、塩屋さんは
「ガッチャマンは99%の絵が……無かった(笑)」
ここで、この会話の背景を(ご存知かもしれませんが)ご説明します。
いわゆる声優がキャラクターのセリフを喋り、それを録音するわけです。基本は実際のアニメーションの動きに合わせて演技するのですが、そうです、これは原則です。今はわかりませんが、かつてのアニメーションは作画が間に合わず、声優は映像無しで、合図等だけでアフレコに臨むこともありました。それでもきちんと合わせるのですから、まさに神業です。
これらは製作側の怠惰ではありません。作画作業がはてしなく重労働だからです。かなり乱暴な言い方ですが、アニメはパラパラ・マンガの要領です。そのためには、大量のセル画が必要です。私は詳細を知りませんが、基本的にセルに色を塗る作業は手でやっていたようです。テレビアニメ1本で、平均4000枚のセルを使うのでしたっけ? 手元にはありませんが、藤井青銅さんの「愛と青春のサンバイマン」という小説の中で、放送予定のセル画が盗まれ、残った1000枚で無理矢理放映する話があります。
また、かつての知人はアニメーターでしたが、連日につぐ徹夜で倒れ、数日間も意識が戻らなかったそうです。先の塩屋さんの言葉もあります。
「タツノコプロ(ガッチャマンやタイムボカンシリーズで有名)のスタッフと野球の試合をしたんですよ。会社の隣にプレハブができてて、これ何ですかってきいたら、徹夜が続くから仮眠用に作ったって」
またまた話が逸れますが、「パタリロ!」(後の「ぼくパタリロ!」)の主人公をアテた白石冬美さんは、原作者・魔夜峰央さんとの対談で面白いことを言っています。アドリブはしないんですか、という魔夜さんの問いに
「(パタリロ!製作の)スタッフは、かつて銀河鉄道999を作った方々なんです。アドリブなんて、できません」
999が火星に降り立つ話で、ゼロニモとフィーメという男女が出てきます。フィーメは杉山桂寿子さんだとすぐわかったのですが、はてゼロニモは? エンディングのスタッフロールで井上和彦さんと判明。ははぁ、サイボーグ009(昭和のカラー版)の003=フランソワと009=島村ジョーではないか。酒場のオヤジは槐柳二さん(劇場版でヘヴィーメルダーの酒場のオヤジ)。渋いですねぇ。
最後に声優ネタをもう一つ。
テレビ版第1話「旅立ちのバラード」で、メーテルと鉄郎が高級ホテルのようなところにいる場面。劇場版にも出てきますね。メーテルがシャワーを浴びる。「話し声が聞こえる」という名目で鉄郎ちゃんは浴室を覗くという、うらやましい、じゃなかった、とんでもないことの後に、警察がやってきます。その警察官、よく聞くと肝付兼太さん=車掌さんです。
脇役キャラの声優が、他のキャラをアテるのはよくあることです。ただ、当時、一部のファンはこう思ったそうです。
「肝付さんがザコキャラをやるわけがない。きっと第2話以降にレギュラーで登場するな」
お後がよろしいようで。
ディアゴスティーニから創刊された分冊百科「銀河鉄道999」ですが、台風の翌日、書店で創刊号を買い求めました。いつも買い物に躊躇する私が、0.3秒でレジに向かいました。一緒にいた家内は驚いておりました。
「あなたが即断するなんて珍しいね」
ほっときなさい。コレを買うと決めたのは前日です。買うと決めたら買うのです。言っときますがね、あなたと結婚しようと決断するのに要した時間は、おそらく1億分の1秒でしたよ。
さて、定期購読すると大見得を切った件はどうなったのか?
あのブログをアップした後、勢いそのままにネットで申込みをしたのですよ。会員登録(無料)をし、お目当ての999のコーナーへ。申し込み手続きを進め、これで全員プレゼントのパス(定期券)やクリアファイルをもらえるぞ……と思ったら。
「支払方法:クレジットカード」
え? 口座振替とか代引きとか、振込みはないの? 何なら全号分(全41号の予定らしい)前払いしてもいいよ。血判状に押したっていいぞ。
そんな思いも虚しく、支払いはカードだけ。カード類を一切持っていない私はどうするべきか。
この際だからカードを作るか。いや、だめだ。家内との約束でカードは持たないと決めたんだ。宵越しの銭は持たない性格だから、カードなんか作ったら大変だしな。じゃあ、家内に土下座して、家内のカードで支払う? 毎月の小遣いから引いてもらえばいいか。でも、家内のことだから何ていうかな。家内は、私を大のメーテルファンと勘違いしているからな。本当はエメラルダス好きだってば。まあいいか。じゃあ、会社の後輩か友人に頼んでみるか。999のオマケがほしいから、お礼はするから分冊百科って?
結局、いまだに迷っています。自分でカードを作る線はないにしても、やはり家内に頼むのが一番よいでしょうね。
冒頭にもどって、書店で創刊号を買いました。さっそく読んでみると、なんとカード以外にも選択肢があります! 付属の葉書で申し込めば、銀行引落と振込票(後払い?)も可能です。よかった、これで家内に頼まなくても……よくないのです。
確かに、葉書で申し込めば、カード以外でも定期購読はできます。ただ、ネット&直接申込みにと違うのは、オマケのクリアファイルです。ネット直接申込みには付いてくるクリアファイルが、葉書方式だと無し。
なんで? こんなんありか?
家内に土下座すべきか、しないべきか。それが問題です。
余談ですが、オマケ第2弾としてメーテル・鉄郎・車掌・クレアのフィギアがあります。創刊号に「こんなん差し上げまっせ」と写真が出ていますが、なぜか映画版の鉄郎です。クリアファイルも同じくらしいですが、深い意味はないのかな? それとも、ディアゴスティーニはテレビ版と映画版の存在を知らないとか?
「あなたが即断するなんて珍しいね」
ほっときなさい。コレを買うと決めたのは前日です。買うと決めたら買うのです。言っときますがね、あなたと結婚しようと決断するのに要した時間は、おそらく1億分の1秒でしたよ。
さて、定期購読すると大見得を切った件はどうなったのか?
あのブログをアップした後、勢いそのままにネットで申込みをしたのですよ。会員登録(無料)をし、お目当ての999のコーナーへ。申し込み手続きを進め、これで全員プレゼントのパス(定期券)やクリアファイルをもらえるぞ……と思ったら。
「支払方法:クレジットカード」
え? 口座振替とか代引きとか、振込みはないの? 何なら全号分(全41号の予定らしい)前払いしてもいいよ。血判状に押したっていいぞ。
そんな思いも虚しく、支払いはカードだけ。カード類を一切持っていない私はどうするべきか。
この際だからカードを作るか。いや、だめだ。家内との約束でカードは持たないと決めたんだ。宵越しの銭は持たない性格だから、カードなんか作ったら大変だしな。じゃあ、家内に土下座して、家内のカードで支払う? 毎月の小遣いから引いてもらえばいいか。でも、家内のことだから何ていうかな。家内は、私を大のメーテルファンと勘違いしているからな。本当はエメラルダス好きだってば。まあいいか。じゃあ、会社の後輩か友人に頼んでみるか。999のオマケがほしいから、お礼はするから分冊百科って?
結局、いまだに迷っています。自分でカードを作る線はないにしても、やはり家内に頼むのが一番よいでしょうね。
冒頭にもどって、書店で創刊号を買いました。さっそく読んでみると、なんとカード以外にも選択肢があります! 付属の葉書で申し込めば、銀行引落と振込票(後払い?)も可能です。よかった、これで家内に頼まなくても……よくないのです。
確かに、葉書で申し込めば、カード以外でも定期購読はできます。ただ、ネット&直接申込みにと違うのは、オマケのクリアファイルです。ネット直接申込みには付いてくるクリアファイルが、葉書方式だと無し。
なんで? こんなんありか?
家内に土下座すべきか、しないべきか。それが問題です。
余談ですが、オマケ第2弾としてメーテル・鉄郎・車掌・クレアのフィギアがあります。創刊号に「こんなん差し上げまっせ」と写真が出ていますが、なぜか映画版の鉄郎です。クリアファイルも同じくらしいですが、深い意味はないのかな? それとも、ディアゴスティーニはテレビ版と映画版の存在を知らないとか?
さあさあ、御用とお急ぎでない方はゆっくりと見ておいで。
手前取りい出したるは、小さなネタ。
遠目、雨、傘の内、近寄らざれば物の見当しかとはつかぬが道理だが、しかしお立合い!
小さなネタで妄想をして、これ、妄想劇場なり。(出典「パタリロ!」)
メ「鉄郎、私のことは忘れて、いい人見つけなさい」
鉄「俺は、待ってるよ」
メ「私を待っていてもいいことはないわ。だから」
鉄「むかし」
メ「?」
鉄「すごい大昔、地球のアメリカってところに、好きな男との約束を果たすために、100年も生き続けた婆さんがいたんだ。まだ『女の子』だったとき、婆さんやその一族はその男に救われた。男は『いつか自分と同じ名を名乗る馬鹿者が現れるかもしれない。史上最強を夢見る大馬鹿者だ。そのときは、そいつの力になってやってくれ』って言い残したんだ。女の子は、約束を果たすために生き続けた。光を失い、ヨボヨボになっても」
メ「それで、最後はどうなった、の?」
鉄「婆さんが130を過ぎた頃、同じ名前の男が現れたんだ。婆さんは、その腕の中で静かに息を引き取ったって話だ」
メ「だから、あなたも待つつもりなの? 鉄郎、それは」
鉄「婆さん、絶対、幸せだったはずだよ」
メ「え?」
鉄「100年以上も願い続けたことが、ついに叶ったんだ。絶対に幸せだよ」
メ「いけないわ。鉄郎、私を待っていてはいけない」
鉄「待つのは俺の勝手だよ」
なんだかまとまりのない会話ですね。私は、会話「も」下手ですね。
さて、このネタは「修羅の門」というマンガが元です。格闘技マンガといえましょうが、私にとっては「心の底から怖いと感じ、そして、一番涙したマンガ」です。
より正確に言うと、上記のネタは、「修羅の門」とその外伝である「修羅の刻」が出典です。現代が舞台の「修羅の門」で、主人公はアメリカでボクシングに挑みます。かつて、主人公の先祖がアメリカで……という話なんですが、書いているだけで泣けてきた(笑)。私は、「修羅の刻」の雷(あずま)が一番好きで……この辺でやめておきましょう。
-ラーメタルでの別れから数年後、再会した二人。
メ「寂しくなかった?」
鉄「ん? 本当言うと、そりゃあ寂しかったよ」
メ「意外に正直なのね」
鉄「夜の戦場は怖いし寒いしヒモジイし、おまけに寂しくて泣きそうになったよ」
メ「……」
鉄「そんなとき、星を見るんだ。君も、きっとどこかで同じように星を見ているかもしれないって、そう思ってさ」
メ「鉄郎ったら、意外にロマンチストなのね」
鉄「なんだよ、人がせっかくいい話しているのに。君はどうなんだよ、どうせ寂しくなかったんだろ」
メ「内緒よ」
かつての会社の先輩は、新幹線で何時間という遠距離恋愛のすえに、めでたく結婚しました。披露宴で上記のようなエピソードを紹介(というよりバラ)されて、大変恥ずかしがっていました。
当時、スカイプはもちろん、メールすらありませんでした。彼女とのコミュニケーションは、電話と手紙が中心だったわけです。会えなくて寂しいと泣く彼女に、彼はそっと言いました。
「寂しくなったら、空を見なよ。空はつながってるだろ。俺も空を見て、お前を想うよ。だから泣くな」
私は爆笑しましたが、今考えればいい話ですね。しかし、やはり笑えます(笑)。
また、空を見上げると……は、「星の王子さま」にも同じような描写がありますね。ラストで主人公が空を見上げ、王子さまを想う場面です。懐かしいなぁ。
それではまた、お便りします。皆様。一休。
手前取りい出したるは、小さなネタ。
遠目、雨、傘の内、近寄らざれば物の見当しかとはつかぬが道理だが、しかしお立合い!
小さなネタで妄想をして、これ、妄想劇場なり。(出典「パタリロ!」)
メ「鉄郎、私のことは忘れて、いい人見つけなさい」
鉄「俺は、待ってるよ」
メ「私を待っていてもいいことはないわ。だから」
鉄「むかし」
メ「?」
鉄「すごい大昔、地球のアメリカってところに、好きな男との約束を果たすために、100年も生き続けた婆さんがいたんだ。まだ『女の子』だったとき、婆さんやその一族はその男に救われた。男は『いつか自分と同じ名を名乗る馬鹿者が現れるかもしれない。史上最強を夢見る大馬鹿者だ。そのときは、そいつの力になってやってくれ』って言い残したんだ。女の子は、約束を果たすために生き続けた。光を失い、ヨボヨボになっても」
メ「それで、最後はどうなった、の?」
鉄「婆さんが130を過ぎた頃、同じ名前の男が現れたんだ。婆さんは、その腕の中で静かに息を引き取ったって話だ」
メ「だから、あなたも待つつもりなの? 鉄郎、それは」
鉄「婆さん、絶対、幸せだったはずだよ」
メ「え?」
鉄「100年以上も願い続けたことが、ついに叶ったんだ。絶対に幸せだよ」
メ「いけないわ。鉄郎、私を待っていてはいけない」
鉄「待つのは俺の勝手だよ」
なんだかまとまりのない会話ですね。私は、会話「も」下手ですね。
さて、このネタは「修羅の門」というマンガが元です。格闘技マンガといえましょうが、私にとっては「心の底から怖いと感じ、そして、一番涙したマンガ」です。
より正確に言うと、上記のネタは、「修羅の門」とその外伝である「修羅の刻」が出典です。現代が舞台の「修羅の門」で、主人公はアメリカでボクシングに挑みます。かつて、主人公の先祖がアメリカで……という話なんですが、書いているだけで泣けてきた(笑)。私は、「修羅の刻」の雷(あずま)が一番好きで……この辺でやめておきましょう。
-ラーメタルでの別れから数年後、再会した二人。
メ「寂しくなかった?」
鉄「ん? 本当言うと、そりゃあ寂しかったよ」
メ「意外に正直なのね」
鉄「夜の戦場は怖いし寒いしヒモジイし、おまけに寂しくて泣きそうになったよ」
メ「……」
鉄「そんなとき、星を見るんだ。君も、きっとどこかで同じように星を見ているかもしれないって、そう思ってさ」
メ「鉄郎ったら、意外にロマンチストなのね」
鉄「なんだよ、人がせっかくいい話しているのに。君はどうなんだよ、どうせ寂しくなかったんだろ」
メ「内緒よ」
かつての会社の先輩は、新幹線で何時間という遠距離恋愛のすえに、めでたく結婚しました。披露宴で上記のようなエピソードを紹介(というよりバラ)されて、大変恥ずかしがっていました。
当時、スカイプはもちろん、メールすらありませんでした。彼女とのコミュニケーションは、電話と手紙が中心だったわけです。会えなくて寂しいと泣く彼女に、彼はそっと言いました。
「寂しくなったら、空を見なよ。空はつながってるだろ。俺も空を見て、お前を想うよ。だから泣くな」
私は爆笑しましたが、今考えればいい話ですね。しかし、やはり笑えます(笑)。
また、空を見上げると……は、「星の王子さま」にも同じような描写がありますね。ラストで主人公が空を見上げ、王子さまを想う場面です。懐かしいなぁ。
それではまた、お便りします。皆様。一休。
家内と出会って12年、結婚して8年になります。その間、私は浮気をしたことはありません。
いえ、正直に言うと、「そんな機会がまったくなかった」というところです。別段、私の意志が固かったからとか、家内一筋に、というようなものではありません。まあ、私に好意を抱くような物好きな女性は、世界中探してもいないでしょう。これが謙遜でも何でもない、というのが辛いところです。
それはともかく、12年間、だ~れにも興味が無かったかというと、そうでもないのです。たった一人だけ、恋心をいだいた女性がいます。
「浮気」や「不倫」の定義は人それぞれでしょうが、「結婚している人は、誰かを好きになることすら罪」だとすれば、私の場合も立派に不貞ということになります。
話は3年前です。私はあるときを境に、一人の女性が頭から離れなくなりました。仕事中も、寝ても醒めても、常に頭の片隅にその人の顔や声が浮かびます。大変な美人で、性格も良い人でした。特に声が良くて、声フェチと言っても過言ではない私にとって、たまらない存在でした。
それが誰だかもうおわかりですね?
そうです、メーテルです。
その頃、999の原作を初めて読破しました。いろいろ忙しくて3ヶ月ほどかかりましたが、読み終えたときに妙な感覚になっていました。胸の辺りが苦しいような、切ないような。でも、この感覚はどこかで経験したことがある。そうだ、たぶん中学生くらいのときだ。え、それって恋のときに似ている? え? え?
お恥ずかしいことに、いいトシこいて恋ですよ。もう、あーた、笑うしかありませんて。
でも、ほっとしましたよ。恋した相手が二次元の人なら、どう間違っても不倫することはないですから。家内は平気で私の頬を張ったり、首を絞めたり、包丁を振り回す人なので、浮気なんてしたら間違いなくあの世行きです。
幸い、この「中年オヤジの恋」は、1ヶ月ほどで静まりました。
ちょっと自分でも信じられないことでしたよ。私は幼い頃から、芸能人やマンガの登場人物を好きなったり夢中になったことはありませんでした。今でも「好きなタレントは?」と聞かれると困ってしまいます。
それが、メーテルに、ですよ。しかもこのトシで。あーた、笑うしかないでげしょう?
さて、話は現在に戻ります。
今、メーテルには「鉄郎と一緒になって、幸せになってほしい」という感じです。
その代わりに、とでもいうのか、エメラルダスが好きです(←やはりバカですね)。あの鋭い目つきがいいですね。それに、確かに怖い人だけど、本当は優しいんですよね。
と、ここで気がつきました。家内は、エメちゃん(笑)に似ています。外見ではなく、「怖い人」という一点だけが、です。強い女性ですからね、家内は。離婚して、女手ひとつで娘二人を育てていただけはあります。私など、とうてい太刀打ちできません。
と、ここで心配になってきました。
先日999のブルーレイを買った、と、このブログで書きました。このことは、まだ家内に言ってないのです。たぶん問題ないと思うのですが、いまいち自信がありません。
このサイトが更新されなくなったら、私が星になったと思ってください。
いえ、正直に言うと、「そんな機会がまったくなかった」というところです。別段、私の意志が固かったからとか、家内一筋に、というようなものではありません。まあ、私に好意を抱くような物好きな女性は、世界中探してもいないでしょう。これが謙遜でも何でもない、というのが辛いところです。
それはともかく、12年間、だ~れにも興味が無かったかというと、そうでもないのです。たった一人だけ、恋心をいだいた女性がいます。
「浮気」や「不倫」の定義は人それぞれでしょうが、「結婚している人は、誰かを好きになることすら罪」だとすれば、私の場合も立派に不貞ということになります。
話は3年前です。私はあるときを境に、一人の女性が頭から離れなくなりました。仕事中も、寝ても醒めても、常に頭の片隅にその人の顔や声が浮かびます。大変な美人で、性格も良い人でした。特に声が良くて、声フェチと言っても過言ではない私にとって、たまらない存在でした。
それが誰だかもうおわかりですね?
そうです、メーテルです。
その頃、999の原作を初めて読破しました。いろいろ忙しくて3ヶ月ほどかかりましたが、読み終えたときに妙な感覚になっていました。胸の辺りが苦しいような、切ないような。でも、この感覚はどこかで経験したことがある。そうだ、たぶん中学生くらいのときだ。え、それって恋のときに似ている? え? え?
お恥ずかしいことに、いいトシこいて恋ですよ。もう、あーた、笑うしかありませんて。
でも、ほっとしましたよ。恋した相手が二次元の人なら、どう間違っても不倫することはないですから。家内は平気で私の頬を張ったり、首を絞めたり、包丁を振り回す人なので、浮気なんてしたら間違いなくあの世行きです。
幸い、この「中年オヤジの恋」は、1ヶ月ほどで静まりました。
ちょっと自分でも信じられないことでしたよ。私は幼い頃から、芸能人やマンガの登場人物を好きなったり夢中になったことはありませんでした。今でも「好きなタレントは?」と聞かれると困ってしまいます。
それが、メーテルに、ですよ。しかもこのトシで。あーた、笑うしかないでげしょう?
さて、話は現在に戻ります。
今、メーテルには「鉄郎と一緒になって、幸せになってほしい」という感じです。
その代わりに、とでもいうのか、エメラルダスが好きです(←やはりバカですね)。あの鋭い目つきがいいですね。それに、確かに怖い人だけど、本当は優しいんですよね。
と、ここで気がつきました。家内は、エメちゃん(笑)に似ています。外見ではなく、「怖い人」という一点だけが、です。強い女性ですからね、家内は。離婚して、女手ひとつで娘二人を育てていただけはあります。私など、とうてい太刀打ちできません。
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