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永遠の名作「銀河鉄道999」について(勝手に)語るブログです。主に劇場版について(好き勝手に)触れています。

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 分冊百科について

 お金のことだけを考えれば、分冊百科は決してお得ではありません。
 それどころか、かなり高額な買い物です。

 たとえば、999(テレビ版)の場合。
 1冊1790円で、2週間に一度の発行です。
 確か全部で41冊の予定ですから、

 1790円×40冊+790円(第1号のみ特別価格)=72,390円

 しかと調べたことはないのですが、テレビ版のDVDを揃えた方が安いかも?
 分冊百科に解説が入っていますが、他の書籍でも手に入るかも?

 強いて言えば、プレゼントが魅力?
 いえいえ、どうかな。

 最初にパスケースをもらいましたが、これが日本がっかり名所にも負けません。
 安っぽいことこのうえなく、中に入っているパス(一応、銀河鉄道999のもの)は紙。
 ペーパーですよ!
 ヤギなら一瞬で食べてしまいます。

 プレゼント第2弾は、鉄郎・メーテル・車掌さん・クレアのフィギュアです。
 今後、最後まで購読するともらえるようです。

 ただしこれ、999ファンならお気づきでしょうが、鉄郎が映画版です。
 だって「テレビ版」999の分冊でしょう?
 テレビ版と映画版、人によってはどちらかしか見ないのですよ。

 それでも分冊999を定期購読しているのは、ひとえに999ファンだから。
 テレビ版をきっちり見たかったし、いい機会なので全部そろえたかった。いくらアマゾンで手軽に買えるといっても、私の性格だとなかなか買いませんので。

 そして、何よりも楽しみだからです。
 だいたい月曜日に届くのですが、袋から出す瞬間がたまりません。解説もすぐに読み終わってしまいますが、かえっていいかもしれません。ブ厚い辞典を渡されても、読む気はしません。
 ともかく、999を愛するゆえです。

 最後に、蛇足をひとつ。
 ジェイク・シマブクロのTouchという曲があります。映画「フラガール」で、早苗との別れのシーンで使用されました。まどか先生(松雪泰子さん)がまた……。
 ともかく、この曲を聴くと、鉄郎とメーテルを連想します。
 いい曲ですよ。優しい気持ちになりたいとき、おすすめです。

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 劇場版999で、メーテルと鉄郎は2度も別れているわけです。運命的というか、両者とも覚悟していたかのようです。
 「さよなら」にいたっては、鉄郎は最初驚くものの、次第に受けて入れているに見えます。

 そのあたりの解釈はともかくとして、鉄郎に厳しい意見(批判)がぶつけられることがあります。
 すなわち、なぜメーテルと離れたのか。男ならメーテルを引っ張っていくくらいの気概がほしかった。特にメーテルのような女性は、少々強引に行かなければダメだ……。
 なんて、私の意見です(笑)。

 ただ、鉄郎に完璧を求めるのは、少々気の毒かもしれません。
 劇場版の鉄郎は、1作目で15歳、2作目で17歳のようです。つまり、現代日本では高校生に相当します。
 普通の男子高校生がどうなのかは存じませんが(私自身の高校時代は普通でなかったので)、女性の扱いというか接し方を心得ているものでしょうか? 試行錯誤、失敗を繰り返しながら学んでいく課程ではないでしょうか?

 しかも、相手は年上の、かなりしっかりした大人の女性でしょう?
 これは鉄郎にとって、かなりシンドイかもしれません。

 メーテルの実年齢は(おそらく)永遠の謎ですが、見た感じでは鉄郎と10歳差でしょうか。
 個人差もありますが、10年というのは大きいですヨ。

 考えても見てください。
 あくまでも仮の話ですが、メーテルが小学4年のときに鉄郎が生まれた。メーテルが成人式というとき、鉄郎はやっと小学4年です。

 ここからは私一人の妄想になりますが、「さよなら」のエンディングで二人が仲良く地球に行ったとしても、その生活は平坦ではないでしょう。
 それは食糧や家の確保、治安に衛生ということもありますが、やはり年齢差は障害になり得るということです。

 10歳差は大きいですよ。
 人目(奇異の目で見られる)もありますが、感覚の違い、世代間による考えの違いをどう乗り越えるかです。
 10年ひと昔といいますが、お互いに歩み寄らないと「性格の不一致」となりかねません。

 また、年上には負い目があります。
 私よりもっとふさわしい、たとえば同年代の異性と一緒になった方がいいのではないか。
 私がいることで、彼を不幸にしてしまうのではないか。

 年下にはもどかしさがある。
 年上の気持ちを、本当のところでは理解できない。
 先の「同年代の異性と一緒になった方がいいのでは」ということにしても、そんなこと気にするな、となる。でも、年上は気にする。このわだかまりにも似た感情は、いくら話し合ってもすぐには消えません。

 かなり話が逸れました。
 11歳年上の女房を持つ男の書くことなので、少しは説得力がありますか?

 脱線ついでに、矛盾したことを書きます。
 私に限って言えば、年の離れた女性と付き合ったのは、自分の若さゆえのことです。
 恐れを知らず、突き進むだけの精神力と自信がありました。

 ということは、鉄郎ならメーテルを引っ張れた?
 うむ、やはり二次小説で鉄郎に頑張ってもらうしかない(笑)。

 なら、早く今の作品(捨て猫)を完成させろよ>自分。

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 野沢雅子さんの演技力について、今さら説明は要りませんよね。
 様々な役を担当され、それぞれ素晴らしい表情を聞かせてくれています。声を変えるのではなく、そのキャラクターそのものを表現されているわけです。
 それを考えると、劇場版「銀河鉄道999」のあるシーンの解釈が違って見えるかもしれません。

 「あるシーン」とは、999が最終駅(つまり惑星メーテル)に到着し、メーテルが鉄郎と旅をしていた理由が判明した場面です。「裏切られた」と知った鉄郎は、メーテルを平手打ちにしています。

 この場面、私にとって一番のお気に入りでしてね。

 女性に手を上げたという意味で、このときの鉄郎に批判的な意見もあるようです。
 それに対する私の見解を、「捨て猫」第2話で書きました。車掌が鉄郎に語っているのは、すべて私の意見です。

 同時に、鉄郎には「手を上げた」ことを悔やんでほしかった。
 いや、悔やむか恥じるくらいはしたのでしょうかが、映画では語られていませんよね。 

 話が逸れました。

 メーテルを平手打ちにするとき、鉄っつぁんは、

「汚いぞ!」

 そう叫んでいますね。

 この声をよ~く聞いてみると、あらためて野沢さんの演技力を感じます。
 もしかしたら、監督や演出家(音響監督?)の指示というか指導もあったのでしょうか。

 ともかく、「汚いぞ」の一言に、鉄郎の複雑な感情が表現されているのではないでしょうか?

・怒り
・失望
・悲しみ
・苦しみ
・嘘であってほしい(メーテルが部品にする目的で自分をここに連れてきたこと)

 単に怒り任せて叩いたのではない。
 信じていた、思いもよらなかった、何よりも好きだから、手が出た。
 おそらく、鉄郎自身も整理できない、複雑な感情が入り乱れていたのでしょう。

 そう思うのは私だけ?
 鉄郎を庇いすぎでしょうか?

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ご存知の方はご存知ですが、999をネタに二次小説を書かせていただいています。
 今書いている(というより、まだ終わらない)作品をもって、とりあえずは999創作からは離れようと考えています。

 今日はその、999小説の中でのボツネタです。


鉄郎「なあ、メーテル」
メー「なあに」
鉄郎「君に、苗字、ってあるのか」
メー「え」
鉄郎「よくわからないけど、その、苗字が無いなら名乗ってみないか」
メー「?」
鉄郎「星野メーテルって、いい響きだと思うんだけどな」
メー「鉄郎……」

 ドラマだと、二人のバックで教会の鐘の音が響く。
 次にウェディングドレスを着たメーテル、それを迎える鉄郎ってな具合ですか。
 メーテルがあの白いドレスを着て、アイルを歩く姿を見てみたいですね。

 アイルとは、通路のことです。
 飛行機で、機内の通路(席と席の間にあるアレ)をアイルというようです。
 バージンロードとは和製英語らしく、英語圏の人に言うとビックリするらしいですよ。
 そりゃそうですよね。
 バージンロード。日本語に直してみると……。

 ところで、なぜこのネタをボツにしたのか。

 言いません。
 いえ、言えません。
 わかる人にはわかると思います。
 なんてね。

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 メーテルもパックをするのでしょうか?

 「パック」とは、女性が寝る前にお顔に塗りたくるとされる、小麦粉を溶いたような白いアレです。よくは
わかりませんが、美容に良いことなんでしょうね? メーテルが毎晩やっていたとしても(999の車中ではできないでしょうが)、不思議ではありません。

 想像したくないですねぇ。
 でも想像してしまう(笑)。

 コントやドラマなどでは、女性がパックしたまま(すなわち、まっ白な顔で)で出てきたりします。なんとも言えない雰囲気になります。
 じゃあ、メーテルも?

 幼稚園に通っていた頃、あれは土曜の午後でした。土曜は午前中で幼稚園は終わり、自宅に戻りました。先生に何かを伝え忘れた私は、再度幼稚園に行きました。裏口から入って、先生の控え室のような部屋に行ったら……。
 先生方は、出前で取ったらしいラーメンを食べていました。
 幼い私にはこれがショックでね。

 先生もラーメン食べるんだ。

 担任(?)の先生は、若くてキレイな人でした。別に恋していたわけでもないのですが、美女とラーメンが結びつかなかったのです。

 そうだ、メーテルもラーメンを食べるのかな?
 劇場版でラーメンを食べるシーンは(鉄郎も含めて)無かったはずですが、テレビ版はどうだろう? 原作は?

 今、ディアゴスティーニの分冊百科を定期購読していますが、ぜんぜん見ていません。時間無くて。
 ともかく、最初の何話目かで、鉄郎がラーメンを食べていたはずです。
 メーテルとともに食堂に入り、「本物の」ラーメンを注文する。このラーメンは「闇」というか、「大きな声では言えませんが」というシロモノらしい。値段も合成モノの何倍もする。
 このとき、メーテルはラーメン以外の物を食べたはず……あれ、どうだったかな?

 他にも、メーテルには鼻をかんでほしくないとか、口を開けたまま寝てほしくない(イビキなどもっての他)、ガムを噛んでほしくない……なんとも幼稚な願望を持っています。
 いいんです。
 メーテルは、私にとって「永遠の、憧れの、年上の女性」なので。 

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