忍者ブログ

永遠の名作「銀河鉄道999」について(勝手に)語るブログです。主に劇場版について(好き勝手に)触れています。

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2012/12/04 (Tue)
姉さん女房、メーテル
 劇場版999で、メーテルと鉄郎は2度も別れているわけです。運命的というか、両者とも覚悟していたかのようです。
 「さよなら」にいたっては、鉄郎は最初驚くものの、次第に受けて入れているに見えます。

 そのあたりの解釈はともかくとして、鉄郎に厳しい意見(批判)がぶつけられることがあります。
 すなわち、なぜメーテルと離れたのか。男ならメーテルを引っ張っていくくらいの気概がほしかった。特にメーテルのような女性は、少々強引に行かなければダメだ……。
 なんて、私の意見です(笑)。

 ただ、鉄郎に完璧を求めるのは、少々気の毒かもしれません。
 劇場版の鉄郎は、1作目で15歳、2作目で17歳のようです。つまり、現代日本では高校生に相当します。
 普通の男子高校生がどうなのかは存じませんが(私自身の高校時代は普通でなかったので)、女性の扱いというか接し方を心得ているものでしょうか? 試行錯誤、失敗を繰り返しながら学んでいく課程ではないでしょうか?

 しかも、相手は年上の、かなりしっかりした大人の女性でしょう?
 これは鉄郎にとって、かなりシンドイかもしれません。

 メーテルの実年齢は(おそらく)永遠の謎ですが、見た感じでは鉄郎と10歳差でしょうか。
 個人差もありますが、10年というのは大きいですヨ。

 考えても見てください。
 あくまでも仮の話ですが、メーテルが小学4年のときに鉄郎が生まれた。メーテルが成人式というとき、鉄郎はやっと小学4年です。

 ここからは私一人の妄想になりますが、「さよなら」のエンディングで二人が仲良く地球に行ったとしても、その生活は平坦ではないでしょう。
 それは食糧や家の確保、治安に衛生ということもありますが、やはり年齢差は障害になり得るということです。

 10歳差は大きいですよ。
 人目(奇異の目で見られる)もありますが、感覚の違い、世代間による考えの違いをどう乗り越えるかです。
 10年ひと昔といいますが、お互いに歩み寄らないと「性格の不一致」となりかねません。

 また、年上には負い目があります。
 私よりもっとふさわしい、たとえば同年代の異性と一緒になった方がいいのではないか。
 私がいることで、彼を不幸にしてしまうのではないか。

 年下にはもどかしさがある。
 年上の気持ちを、本当のところでは理解できない。
 先の「同年代の異性と一緒になった方がいいのでは」ということにしても、そんなこと気にするな、となる。でも、年上は気にする。このわだかまりにも似た感情は、いくら話し合ってもすぐには消えません。

 かなり話が逸れました。
 11歳年上の女房を持つ男の書くことなので、少しは説得力がありますか?

 脱線ついでに、矛盾したことを書きます。
 私に限って言えば、年の離れた女性と付き合ったのは、自分の若さゆえのことです。
 恐れを知らず、突き進むだけの精神力と自信がありました。

 ということは、鉄郎ならメーテルを引っ張れた?
 うむ、やはり二次小説で鉄郎に頑張ってもらうしかない(笑)。

 なら、早く今の作品(捨て猫)を完成させろよ>自分。

拍手[1回]

PR
コメント
NAME
TITLE
MAIL (非公開)
URL
EMOJI
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
COMMENT
PASS (コメント編集に必須です)
SECRET
管理人のみ閲覧できます
 
  
カレンダー
06 2025/07 08
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
ランキング参加中
最新CM
[12/28 タマネギ]
[12/24 リエコ車掌]
[11/23 タマネギ(管理人)]
[11/20 リエコ車掌]
[01/15 タマネギ(管理人)]
プロフィール
HN:
タマネギ
HP:
性別:
男性
職業:
会社員
趣味:
もの書き
自己紹介:
「斜光不安」というサイトで「世界三大七不思議」というブログをやっています。当ブログは、そこから「999」関連が独立したものです。
バーコード
ブログ内検索
P R
クロスカウンター
Copyright ©  -- 999 本所のテツ --  All Rights Reserved

Design by CriCri / Material by 妙の宴 / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]