永遠の名作「銀河鉄道999」について(勝手に)語るブログです。主に劇場版について(好き勝手に)触れています。
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さあさあ、御用とお急ぎでない方はゆっくりと見ておいで。
手前取りい出したるは、小さなネタ。
遠目、雨、傘の内、近寄らざれば物の見当しかとはつかぬが道理だが、しかしお立合い!
小さなネタで妄想をして、これ、妄想劇場なり。(出典「パタリロ!」)
メ「鉄郎、私のことは忘れて、いい人見つけなさい」
鉄「俺は、待ってるよ」
メ「私を待っていてもいいことはないわ。だから」
鉄「むかし」
メ「?」
鉄「すごい大昔、地球のアメリカってところに、好きな男との約束を果たすために、100年も生き続けた婆さんがいたんだ。まだ『女の子』だったとき、婆さんやその一族はその男に救われた。男は『いつか自分と同じ名を名乗る馬鹿者が現れるかもしれない。史上最強を夢見る大馬鹿者だ。そのときは、そいつの力になってやってくれ』って言い残したんだ。女の子は、約束を果たすために生き続けた。光を失い、ヨボヨボになっても」
メ「それで、最後はどうなった、の?」
鉄「婆さんが130を過ぎた頃、同じ名前の男が現れたんだ。婆さんは、その腕の中で静かに息を引き取ったって話だ」
メ「だから、あなたも待つつもりなの? 鉄郎、それは」
鉄「婆さん、絶対、幸せだったはずだよ」
メ「え?」
鉄「100年以上も願い続けたことが、ついに叶ったんだ。絶対に幸せだよ」
メ「いけないわ。鉄郎、私を待っていてはいけない」
鉄「待つのは俺の勝手だよ」
なんだかまとまりのない会話ですね。私は、会話「も」下手ですね。
さて、このネタは「修羅の門」というマンガが元です。格闘技マンガといえましょうが、私にとっては「心の底から怖いと感じ、そして、一番涙したマンガ」です。
より正確に言うと、上記のネタは、「修羅の門」とその外伝である「修羅の刻」が出典です。現代が舞台の「修羅の門」で、主人公はアメリカでボクシングに挑みます。かつて、主人公の先祖がアメリカで……という話なんですが、書いているだけで泣けてきた(笑)。私は、「修羅の刻」の雷(あずま)が一番好きで……この辺でやめておきましょう。
-ラーメタルでの別れから数年後、再会した二人。
メ「寂しくなかった?」
鉄「ん? 本当言うと、そりゃあ寂しかったよ」
メ「意外に正直なのね」
鉄「夜の戦場は怖いし寒いしヒモジイし、おまけに寂しくて泣きそうになったよ」
メ「……」
鉄「そんなとき、星を見るんだ。君も、きっとどこかで同じように星を見ているかもしれないって、そう思ってさ」
メ「鉄郎ったら、意外にロマンチストなのね」
鉄「なんだよ、人がせっかくいい話しているのに。君はどうなんだよ、どうせ寂しくなかったんだろ」
メ「内緒よ」
かつての会社の先輩は、新幹線で何時間という遠距離恋愛のすえに、めでたく結婚しました。披露宴で上記のようなエピソードを紹介(というよりバラ)されて、大変恥ずかしがっていました。
当時、スカイプはもちろん、メールすらありませんでした。彼女とのコミュニケーションは、電話と手紙が中心だったわけです。会えなくて寂しいと泣く彼女に、彼はそっと言いました。
「寂しくなったら、空を見なよ。空はつながってるだろ。俺も空を見て、お前を想うよ。だから泣くな」
私は爆笑しましたが、今考えればいい話ですね。しかし、やはり笑えます(笑)。
また、空を見上げると……は、「星の王子さま」にも同じような描写がありますね。ラストで主人公が空を見上げ、王子さまを想う場面です。懐かしいなぁ。
それではまた、お便りします。皆様。一休。
手前取りい出したるは、小さなネタ。
遠目、雨、傘の内、近寄らざれば物の見当しかとはつかぬが道理だが、しかしお立合い!
小さなネタで妄想をして、これ、妄想劇場なり。(出典「パタリロ!」)
メ「鉄郎、私のことは忘れて、いい人見つけなさい」
鉄「俺は、待ってるよ」
メ「私を待っていてもいいことはないわ。だから」
鉄「むかし」
メ「?」
鉄「すごい大昔、地球のアメリカってところに、好きな男との約束を果たすために、100年も生き続けた婆さんがいたんだ。まだ『女の子』だったとき、婆さんやその一族はその男に救われた。男は『いつか自分と同じ名を名乗る馬鹿者が現れるかもしれない。史上最強を夢見る大馬鹿者だ。そのときは、そいつの力になってやってくれ』って言い残したんだ。女の子は、約束を果たすために生き続けた。光を失い、ヨボヨボになっても」
メ「それで、最後はどうなった、の?」
鉄「婆さんが130を過ぎた頃、同じ名前の男が現れたんだ。婆さんは、その腕の中で静かに息を引き取ったって話だ」
メ「だから、あなたも待つつもりなの? 鉄郎、それは」
鉄「婆さん、絶対、幸せだったはずだよ」
メ「え?」
鉄「100年以上も願い続けたことが、ついに叶ったんだ。絶対に幸せだよ」
メ「いけないわ。鉄郎、私を待っていてはいけない」
鉄「待つのは俺の勝手だよ」
なんだかまとまりのない会話ですね。私は、会話「も」下手ですね。
さて、このネタは「修羅の門」というマンガが元です。格闘技マンガといえましょうが、私にとっては「心の底から怖いと感じ、そして、一番涙したマンガ」です。
より正確に言うと、上記のネタは、「修羅の門」とその外伝である「修羅の刻」が出典です。現代が舞台の「修羅の門」で、主人公はアメリカでボクシングに挑みます。かつて、主人公の先祖がアメリカで……という話なんですが、書いているだけで泣けてきた(笑)。私は、「修羅の刻」の雷(あずま)が一番好きで……この辺でやめておきましょう。
-ラーメタルでの別れから数年後、再会した二人。
メ「寂しくなかった?」
鉄「ん? 本当言うと、そりゃあ寂しかったよ」
メ「意外に正直なのね」
鉄「夜の戦場は怖いし寒いしヒモジイし、おまけに寂しくて泣きそうになったよ」
メ「……」
鉄「そんなとき、星を見るんだ。君も、きっとどこかで同じように星を見ているかもしれないって、そう思ってさ」
メ「鉄郎ったら、意外にロマンチストなのね」
鉄「なんだよ、人がせっかくいい話しているのに。君はどうなんだよ、どうせ寂しくなかったんだろ」
メ「内緒よ」
かつての会社の先輩は、新幹線で何時間という遠距離恋愛のすえに、めでたく結婚しました。披露宴で上記のようなエピソードを紹介(というよりバラ)されて、大変恥ずかしがっていました。
当時、スカイプはもちろん、メールすらありませんでした。彼女とのコミュニケーションは、電話と手紙が中心だったわけです。会えなくて寂しいと泣く彼女に、彼はそっと言いました。
「寂しくなったら、空を見なよ。空はつながってるだろ。俺も空を見て、お前を想うよ。だから泣くな」
私は爆笑しましたが、今考えればいい話ですね。しかし、やはり笑えます(笑)。
また、空を見上げると……は、「星の王子さま」にも同じような描写がありますね。ラストで主人公が空を見上げ、王子さまを想う場面です。懐かしいなぁ。
それではまた、お便りします。皆様。一休。
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以下のネタは、会議中に考えました。社内の偉い人も出席していて、かなり深刻な議題が話し合われている中、私は一人、鉄郎とメーテルについて頭を悩ませていました。
-「さよ銀」の後、再会し見つめ合う二人。
鉄「お帰り」
メ「え……?」
鉄「君には、必ず会えると思ってたから」
-固く抱きしめ合う二人。
メ「ただいま、鉄郎」
申し訳ないです、書いてて涙ぐんでしまいました(笑)。バカですねぇ、私。
続いては、鉄郎=大学生、メーテル=社会人という設定です。
メ「鉄郎、起きなさい」
鉄「う~ん」
メ「遅刻するわよ」
鉄「う~ん」
メ(若い頃は眠いもの。そう、鉄郎はまだ若いのね)
鉄「今日はこのまま、君といたいな」
メ「ダメ。ちゃんと学校に行ってくれないと、私が困るわ」
鉄「じゃあ、今夜また来てもいい?」
メ「もう、しょうがないわね」
鉄「俺が来たら、嬉しくない?」
メ「知らない」
元ネタは大和和紀さんの「あさきゆめみし」です。確か、若き光源氏が六条の御息所に起こされる場面です。
それにしても、一度でいいからこういうセリフを言ってみたかったなぁ。私の青春は本当にドドメ色でしたから、甘い話なんてな~んにもなかったんですよねぇ。
鉄「メーテルぅ」
メ「何、鉄郎」
鉄「劇場版1作目のラストシーンなんだけど」
メ「どうしたの、急に」
鉄「俺、ファーストキスだったんだ」
メ「え……」
鉄「メーテルは、2作目でも最後はいなくなっちゃうじゃないか。そんなに俺のこと嫌いか」
メ「そうじゃないわ。私は青春の幻影だから、あなたのことを思ったからこそ……」
鉄「特に2作目の別れは辛かったよ」
メ「ごめんなさい」
鉄「怒ってるんじゃないんだ。ただ、どうして一緒にいてくれないのか、それを知りたいんだ」
これ、私が某友人にメールした999ネタなのですが、ここまで書いて考え込んでしまったのです。メーテルが鉄郎のもとを去ったのはなぜ? さよ銀を初めて見てから20年以上経ったけど、今ようやく疑問に思えてきたぞ。なぜだ? なぜ? なぜったらなぜ? これが私の、第3次999ブームの出発点です。
ところで、「朝5時劇場」というタイトルですが、深い意味はありません。「会社員のメロディ」(大橋ツヨシさん作)という四コマ漫画の中に、「午前4時劇場」というものがありました。おそらく明け方の、ナチュラル・ハイな状態で考えらしいシュールなネタでした。私もそれにならったわけです。また、私は朝5時には起きているから、というだけです。
-「さよ銀」の後、再会し見つめ合う二人。
鉄「お帰り」
メ「え……?」
鉄「君には、必ず会えると思ってたから」
-固く抱きしめ合う二人。
メ「ただいま、鉄郎」
申し訳ないです、書いてて涙ぐんでしまいました(笑)。バカですねぇ、私。
続いては、鉄郎=大学生、メーテル=社会人という設定です。
メ「鉄郎、起きなさい」
鉄「う~ん」
メ「遅刻するわよ」
鉄「う~ん」
メ(若い頃は眠いもの。そう、鉄郎はまだ若いのね)
鉄「今日はこのまま、君といたいな」
メ「ダメ。ちゃんと学校に行ってくれないと、私が困るわ」
鉄「じゃあ、今夜また来てもいい?」
メ「もう、しょうがないわね」
鉄「俺が来たら、嬉しくない?」
メ「知らない」
元ネタは大和和紀さんの「あさきゆめみし」です。確か、若き光源氏が六条の御息所に起こされる場面です。
それにしても、一度でいいからこういうセリフを言ってみたかったなぁ。私の青春は本当にドドメ色でしたから、甘い話なんてな~んにもなかったんですよねぇ。
鉄「メーテルぅ」
メ「何、鉄郎」
鉄「劇場版1作目のラストシーンなんだけど」
メ「どうしたの、急に」
鉄「俺、ファーストキスだったんだ」
メ「え……」
鉄「メーテルは、2作目でも最後はいなくなっちゃうじゃないか。そんなに俺のこと嫌いか」
メ「そうじゃないわ。私は青春の幻影だから、あなたのことを思ったからこそ……」
鉄「特に2作目の別れは辛かったよ」
メ「ごめんなさい」
鉄「怒ってるんじゃないんだ。ただ、どうして一緒にいてくれないのか、それを知りたいんだ」
これ、私が某友人にメールした999ネタなのですが、ここまで書いて考え込んでしまったのです。メーテルが鉄郎のもとを去ったのはなぜ? さよ銀を初めて見てから20年以上経ったけど、今ようやく疑問に思えてきたぞ。なぜだ? なぜ? なぜったらなぜ? これが私の、第3次999ブームの出発点です。
ところで、「朝5時劇場」というタイトルですが、深い意味はありません。「会社員のメロディ」(大橋ツヨシさん作)という四コマ漫画の中に、「午前4時劇場」というものがありました。おそらく明け方の、ナチュラル・ハイな状態で考えらしいシュールなネタでした。私もそれにならったわけです。また、私は朝5時には起きているから、というだけです。
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「斜光不安」というサイトで「世界三大七不思議」というブログをやっています。当ブログは、そこから「999」関連が独立したものです。
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