忍者ブログ

永遠の名作「銀河鉄道999」について(勝手に)語るブログです。主に劇場版について(好き勝手に)触れています。

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2012/10/31 (Wed)
鉄郎くんんの表情
 劇場版「銀河鉄道999」のエンディングは、メーテルが999号に乗って去っていく、鉄郎が走って追う、ついに999号は走り去る、鉄郎は涙する。だいたいそんな感じですよね。
 以前から疑問でしたが、鉄郎の顔(表情)とセリフが合っていません。鉄郎は走り出し、メーテルの乗る客車に追いつきますよね。本当なら、追いつくこと自体が無理でしょうけどね(笑)。鉄郎はかなりの俊足ということになりますし、気のせいか999号自体も速度を落としているように見えます。なんて、それは言わない約束ですって!

 ともかく、メーテルの乗る客車に追いついた鉄郎。気付いて窓を開けるメーテル。泣かせるシーンなのですが(今涙目で書いていますヨ)、鉄郎は笑顔に見えます。それに対し、声の調子は今にも泣きそうな感じです。
 変ですよね?
 あくまでも私の推測ですが、脚本家や演出家(音響監督?)は「笑顔でさわやかに別れる」シーンとしたかったのでは? メーテルは青春の幻影、若い鉄郎はこれから大人になる……というところでしょうか。
 それに対し、鉄郎役の野沢雅子さんとしては、どうしても泣きの演技になったのでは?
 このエンディングでは二人のマサコ(野沢雅子さん・池田昌子さん)が感極まって涙ぐんだといいます。スタッフももらい泣きしたそうですから、その雰囲気は説明の必要がないですよね。
 それに、「一緒に暮らしてほしい」とまで言った相手と別れるんですよ。笑顔でいる方が不自然です。その証拠に、999号が去ってから鉄郎は涙していますよね。野沢さんの「悲しそうな声」が正解ですよね?

 まあ、細かいことは気にするなって話です。
 「ローマの休日」だって、おかしな点があるようですよ。スペイン広場(だったかな?)のシーンでは、背後の時計台の時刻が不自然に変化していました。二人はローマ市内を観光していますが、実際にはかなり厳しいスケジュールだとか。
 でも、どうでもいいことです。「ローマの休日」が名作であることには変わりありません。
 そういえば、アン王女(オードリー・ヘップバーン)の吹替えは池田昌子さんですね。

 劇場版「銀河鉄道999」のエンディングで、二人のマサコが涙した話の補足です。
 ご存知の方はご存知でしょうが、劇場版999が一番最初に結末に達しています。つまり、劇場版999公開時点では、原作もテレビ版も連載中・放映中だったわけです。にもかかわらず劇場版は、999号の最終駅やメーテルの(ある程度の)正体を明かしてしまったわけです。
 一方、二人のマサコにしてみれば、テレビ版で長くコンビを組んできた。お互いに嫉妬しあったこともあった。その999が結末を迎え、メーテルと鉄郎が別れる。これで泣かずにいられますか?

 あの、もしかして涙しているのは私だけ? 一人で熱くなって語っているだけ?

拍手[2回]

PR
コメント
NAME
TITLE
MAIL (非公開)
URL
EMOJI
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
COMMENT
PASS (コメント編集に必須です)
SECRET
管理人のみ閲覧できます
 
  
カレンダー
06 2025/07 08
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
ランキング参加中
最新CM
[12/28 タマネギ]
[12/24 リエコ車掌]
[11/23 タマネギ(管理人)]
[11/20 リエコ車掌]
[01/15 タマネギ(管理人)]
プロフィール
HN:
タマネギ
HP:
性別:
男性
職業:
会社員
趣味:
もの書き
自己紹介:
「斜光不安」というサイトで「世界三大七不思議」というブログをやっています。当ブログは、そこから「999」関連が独立したものです。
バーコード
ブログ内検索
P R
クロスカウンター
Copyright ©  -- 999 本所のテツ --  All Rights Reserved

Design by CriCri / Material by 妙の宴 / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]