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永遠の名作「銀河鉄道999」について(勝手に)語るブログです。主に劇場版について(好き勝手に)触れています。

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2013/08/10 (Sat)
そのセリフ
劇場版999の1作目で、
「君さえよかったら……僕と暮らしてほしいんだ」
 鉄郎君が勇気を振り絞って、大人のメーテルに告白するシーンがありますね。
 食堂車の、誰もいない空間で流れた時間の、切ない場面でもあります。

 以前、某サイトのBBSにて、
「いきなり同棲をせがむとは、鉄郎はたいした男だ」
 というような書き込みを見たことがあります。

 確かに。

 好きな女性に想いを打ち明けるとき、
「俺と一緒に、同じ屋根の下で暮らしてくれ」
 とは、まあ、たぶん言わないでしょうね。
 普通の生活、普通の恋愛を経験していない私には、なんとも言えませんが。

 では、鉄郎は、メーテルになんと言えばよかった?
 同棲希望が時期早尚なら、普通に
「俺と付き合ってください」
 と言う?

 いやいや、それもナシでしょうね。
 二人は一緒に旅をしている途中ですからね。
 旅をする、というのは、単なる男女ならやらないことですよ。それだけで、期待が膨らむってもんです(何の期待だ)。
 付き合ってくれ、というのも、何か違和感がありませんか?

「俺、君のこと、好きになってしまった」
 ん~ストレートですねぇ。
 しかし、何か芸がないというか、趣に欠けるというか、つまらないですね。
 まあ、少年ならこういう無骨な表現もアリかも。

 では、
「地球に帰ったら……旅が終わっても、君と離れたくない」
 というのはいかが?
 ん? 意外に良くないですか、これ?
 なんて自画自賛してる場合ではありませんが、同棲をせがむよりは良いような気がします。

 ここで気がつきました。
 どのような言い方、セリフを用意しようとも、メーテルの答えは変わりません。
 そう、鉄郎がオシャレに告白しても、次の停車駅は惑星メーテルです。
 この後の展開を知っているからこそ、メーテルの苦悩も深まるのですね。

 以上、オヤジの独り言でした。

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